■プロ野球 広島 0-0 巨人(延長12回)(19日・マツダスタジアム)

巨人は広島に延長戦の末、引き分けで終わった。前日の阪神戦では延長10回の末、逆転負けを喫した。スタメンには坂本勇人(35)が23年8月23日のヤクルト戦以来の2番起用。1週間前の広島とのカードでは3戦全勝。先発した戸郷翔征(24)は7回を投げ4安打無失点に抑える好投を披露した。打線は広島の投手陣に12回までわずか4安打無得点。

1回、広島の先発・九里亜蓮(32)に対し、先頭の佐々木俊輔(24)は二ゴロ、2番・坂本は投ゴロ、3番・門脇誠(23)は空振り三振に。三者凡退で初回の攻撃を終えた。

その裏、戸郷は広島の先頭・秋山翔吾(36)、2番・菊池涼介(34)を右飛に打ち取るも3番・野間峻祥(31)に右越えの三塁打を放たれ出塁を許した。しかし4番・堂林翔太(32)から空振り三振を奪うと立ち上がりを無失点で抑えた。

戸郷は中盤まで広島打線をテンポ良く無失点に抑える投球。打線は九里の前に6回までわずか2安打に抑えられ、先制点を挙げられず。

試合は終盤に入り7回、広島の2番手・矢崎拓也(29)に対し、2死三塁の好機を迎えたが代打・大城卓三(31)の打球は中飛に終わり、先制のチャンスを逃した。

先発の戸郷は7回106球を投げ4安打無失点に抑える好投。

両チーム無得点のまま迎えた9回、広島の守護神・栗林良吏(27)の前に三者連続三振に仕留められた。

その裏、巨人は3番手・船迫大雅(27)は三者凡退に抑え、2日連続の延長戦に突入した。

延長11回は2死から萩尾匡也(23)が中安打で出塁するも7番・オコエ瑠偉(26)は空振り三振に倒れ、得点できず。
その裏は5番手・ケラー(30)が三者凡退で抑える投球。

延長12回は先頭の吉川尚輝(29)が四球で出塁するも続く代打・重信慎之介(31)が痛恨のバント失敗で得点に繋がらず。
その裏、横川凱(23)が無失点に抑え、引き分けた。

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