■プロ野球 ヤクルト 7-8 DeNA(19日・神宮)

DeNAはヤクルトに両チーム二桁安打となった乱打戦に勝利。試合は2回表、1番・梶原昂希(24)の適時打、2番・オースティン(32)の第13号2ラン本塁打で一挙4得点を挙げた。しかし4回裏に同点に追いつかれると5回裏には2番手・佐々木千隼(30)が4番・村上宗隆(24)に第16号ソロ本塁打を浴び勝ち越しを許した。1点を追う打線は直後の6回表、1番・梶原の適時打で試合を振り出しに戻すと2番・オースティンにこの試合2本目となる第14号2ランが飛び出し再びリードを奪った。8回表、途中出場の5番・柴田竜拓(30)の適時打でリードを2点に広げた。9回裏に6番手・森原康平(32)が8番・丸山和郁(25)に適時打を放たれ1点を失うも最後は1点差を守り切った。

直近行われた広島とのカードでは2戦目が雨天中止となり1勝1敗。17日に行われた試合では先発した東克樹(28)が7回3失点で今季初黒星を喫した。この日からヤクルトとの3連戦を神宮球場で迎える。先発のジャクソンは前回登板となった12日の巨人戦(東京ドーム)で6回1失点の好投。この試合が今季15度目の登板となった。

打線は1回、ヤクルトの先発・吉村貢司郎(26)に対し先頭の梶原が空振り三振。2番・オースティンが四球で出塁も3番・佐野恵太(29)は遊ゴロに倒れ2一塁に。4番・牧秀悟(26)が左安打で繋ぎチャンスを作ったが5番・宮﨑敏郎(35)が一ゴロに打ち取られ無得点となった。

ジャクソンの立ち上がりは先頭の長岡秀樹(22)に右安打を放たれ出塁を許すも2番・青木宣親(42)を捕邪飛、3番・宮本丈(29)を二ゴロに。2死二塁と得点圏に走者を背負ったが4番・村上を空振り三振に抑え無失点に抑えた。

2回表この回の先頭、6番・山本祐大(25)が左安打を放ち出塁。7番・京田陽太(30)は三飛に倒れるも8番・度会隆輝(21)の中安打で1死一、二塁に。9番・ジャクソンは送りバントを決め2死二、三塁から1番・梶原にレフトへの適時打が飛び出し2点を先制。さらに続く2番・オースティンが左中間への2ラン本塁打を放ち4ー0と突き放した。

しかし3回裏、1死から1番・長岡に左安打、3番・宮本に左二塁打を放たれるなど2死二、三塁とピンチを背負うとジャクソンの暴投の間に1点を失い4ー1となった。4回裏には5番・オスナ(31)、6番・中村悠平(34)に連続四球を与え、無死一、二塁に。迎えた7番・山田哲人(32)にライトへの適時二塁打を浴び4ー2と点差を縮められた。ジャクソンは1死を奪ったところで降板。2番手・佐々木千隼(30)がマウンドに上がった。佐々木は迎えた代打・西川遥輝(32)の一ゴロ間に1点を失うと2死三塁から1番・長岡にセンターへの適時二塁打を放たれ同点に追いつかれた。

さらに5回裏、1死走者無しから4番・村上に右中間へのソロ本塁打を打ち込まれ5ー4と勝ち越しを許した。その後も佐々木は連打を浴び2死一、三塁としたところで3番手・京山将弥(26)がマウンドに上がり6回裏までを抑えた。

1点を追う打線は6回表、先頭の8番・度会が左二塁打で出塁するとその後1死三塁から1番・梶原のライトへの適時打で再び同点に。すると続く2番・オースティンにライトスタンドへ飛び込む勝ち越し2ラン本塁打が飛び出しリードを奪った。

2点リードで迎えた7回裏、4番手・中川虎大(24)がマウンドに上がるも1死走者無しから5番・オスナに左中間への本塁打を放たれ1点差となった。

その差わずか1点となった直後の8回表、1番・梶原が中安打、3番・佐野lが左安打を放つなど2死一、二塁のチャンスで途中出場の5番・柴田にライトへの適時打が飛び出し2点のリードを広げた。

8回裏は5番手・坂本裕哉(26)が無失点に。そのまま2点リードで9回裏は6番手・森原がマウンドに上がると1死走者無しから5番・オスナに中安打、1死一塁から代打・松本直樹(30)に左安打を放たれ2死一、二塁に。続く8番・丸山和にライトへの適時打を浴び1点差に。しかし後続を打ち取り試合終了。DeNAはヤクルトとのカード初戦に勝利し再び貯金5となった。

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