(19日、全国高校野球選手権鹿児島大会3回戦 鹿児島中央0―3枕崎)

 鹿児島中央は2017年以来、7年ぶりに16強に進出したが、ベスト8には届かなかった。

 1、2回戦とも延長タイブレークで勝利。2回戦では優勝候補の一角、鹿屋農に完封勝ちした。勢いに乗って迎えた枕崎戦だったが、三回に守備のミスで2点を与え、打線も挽回(ばんかい)できず0―3で敗れた。

 それでも八回のピンチでは、交代で入った左翼手、本田親翔(ちかと)選手(3年)の本塁好返球で追加点を阻止して全員で喜びあった。「1点もやれない中、気持ちでいいプレーができた」と本田選手。

 末永広樹監督は「3年生は60期生。節目の学年がいいベースをつくってくれた」。永野大裕主将(3年)は「ベスト8以上は後輩に託したい」と話した。(仙崎信一)

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