16日のオールスターゲームでホームランを打ってスタジアムを沸かせた大谷選手は19日、吉田正尚選手が所属するレッドソックスとの試合に1番・指名打者で先発出場しました。

これがシーズン後半戦、最初の試合となった大谷選手は1回の第1打席と、3回の第2打席はいずれも高めの速球に空振り三振し、6回の第3打席では高めのカットボールにつられて空振り三振でした。

1点を追う8回は1アウト一塁の場面で大谷選手に第4打席がまわり初球の甘いボールを見逃さず、逆方向のレフト線に運び、ワンバウンドしてスタンドに入るエンタイトルツーベースヒットとなって二塁三塁とチャンスを広げました。

続くスミス選手が申告敬遠されて満塁にチャンスが広がると3番・フリーマン選手が今シーズン15号となる逆転満塁ホームランを打ち試合はドジャースが4対1で勝ちました。

大谷選手の勝負どころでのヒットが逆転につながり、この試合は4打数1安打で連続試合ヒットを「4」に伸ばしました。

打率は、3割1分6厘としています。

一方、レッドソックスの吉田選手は5番・指名打者で先発出場し3打席ノーヒットで迎えた9回、先頭バッターで第4打席に立ち2試合ぶりのヒットで塁に出ましたが、後続のバッターが打ち取られて反撃にはつながりませんでした。

吉田選手はこの試合4打数1安打でした。

山本由伸投手 報道陣の前でキャッチボール “いい感じ”

右肩の炎症からの復帰を目指す山本由伸投手は、レッドソックスとの試合前に6月16日にけが人リストに入ってから初めて報道陣の前でキャッチボールを行いました。

キャッチボールは10日ほど前から再開しているということで、山本投手は丁寧にフォームを確認しながら最長で70メートルほどの距離から投げ、痛めていた肩や腕を気にしている様子はありませんでした。

キャッチボールを終えたあとは羽がついたプラスチック製の棒をやりのように投げる“やり投げトレーニング”も行い、終了後は報道陣からの問いかけに「いい感じでした」と答えていました。

山本投手は、60日間のけが人リストに入っているため復帰は早くても来月(8月)中旬となっていて、今後は回復具合を見ながらブルペンでの投球練習やバッターを相手に投げる実戦形式の練習を行う見通しです。

また、この日は大谷翔平選手と一緒にプロ野球のオリックスでチームメートだったレッドソックスの吉田正尚選手のもとにあいさつに行く場面もあり3人で記念撮影をして再会を喜んでいました。

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