■陸上トワイライト・ゲームス(21日、調布市AGFフィールド)

パリオリンピック™男子110mハードル代表の泉谷駿介(24、住友電工)が出場し、シーズンベストとなる13秒10(+1.6m)をマークし、大会新記録でフィニッシュ。パリ本番前で好タイムを出し大舞台へ弾みをつけた。

泉谷は今月7日のダイヤモンドリーグ(DL)パリ大会では、13秒16(-0.6m)で3位に入ったが、翌週のDLモナコ大会(13日)では、8台目のハードルに足がかかり、バランスを崩すとそのまま転倒して途中棄権となった。

泉谷は東京五輪で日本勢57年ぶりの準決勝進出を果たし、23年6月の日本選手権では13秒04の日本記録を叩き出した。さらに同年8月の世界陸上ブダペストでは日本勢初の決勝に進み5位入賞と着実に世界との差を縮めている。

世界陸上入賞者の泉谷は、今年4月のDL中国・廈門大会で13秒17をマーク。パリ五輪の参加標準記録(13秒27)を突破し、2大会連続の五輪切符を手にした。

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