(21日、第106回全国高校野球選手権徳島大会2回戦 小松島6―5徳島商)

 小松島の四番打者、小林慈来(ちから)選手(2年)が勝負強い打撃を見せた。

 1点を追う六回、三塁打を放った葉田裕仁(ゆうと)選手(3年)を中前適時打で返し、同点。七回1死二、三塁の好機にも中前適時打で追加点を奪い、勝ち越した。同点で迎えた延長十一回には、右翼方向に犠飛を上げ、決勝点を挙げた。

 春の県大会準決勝で、徳島商に逆転負けを喫した。この夏は「絶対に徳島商に勝つ」と誓って毎日バットを振り込んできた。試合後、「最高の気分です」と笑顔を見せ、「次の試合も冷静な打撃に努め、勝ち上がりたい」と意気込んだ。(吉田博行)

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