サッカーのU23日本代表が21日(現地時間)、初戦のパラグアイ戦に向けてボルドーで練習を行った。

17時から行われたトレーニングは、バックアップメンバー山田楓喜(23、東京ヴェルディ)を含めた19人でスタート。8対8のミニゲーム、クロスからのシュート練習など強度の高いトレーニングを行い、約1時間20分ほど汗を流した。

これまで一部別メニュー調整となっていた荒木遼太郎(22、FC東京)はフルメニューをこなし、「コンディションも上がってきている。問題なくやれていると思う」と大会初戦に照準を合わせた。「自分たちの最初の戦いがパラグアイ戦なので、今までやってきたことを全部出し切って必ず勝ちに行きたいと思います。自分のゴールやアシストでチームを勝ちに結び付けたい」と意気込んだ。

前回の東京五輪は4位とメダルにあと一歩届かなかった日本。当時、トレーニングパートナーとして帯同していた、副キャプテンの山本理仁(22、シント=トロイデン/ベルギー)は、「延長で決め切ってくるっていうのが五輪だと思うので、あのゴール(延長後半に失点し0‐1で敗れた)、失点は覚えている」と準決勝のスペイン戦を振り返る。「メダルを求めてやっていきたいですし、それができるメンバーだと思う。先輩たちができなかったことを僕らが目指していきたい」。前回大会を超える結果で56年ぶりのメダル獲得へ、決意を新たにした。

【パリ五輪 サッカー男子日程(日本時間)】
7月25日 日本 VS パラグアイ@ボルドー
  28日 日本 VS マリ@ボルドー
  31日 日本 VS イスラエル@ナント

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