パリパラリンピックの車いすテニス、日本代表で18歳の小田選手は、四大大会で通算4勝を挙げ、現在、世界ランキング2位で、パリ大会で金メダルの獲得が期待されています。

7月まで行われたウィンブルドン選手権に出場した小田選手は22日から練習を再開し、名古屋市の室内練習場でその様子が報道陣に公開されました。

小田選手は腹筋や肩周りなどおよそ30分かけて念入りにトレーニングしたあとコートに入り、ラリーからコースを突いた強烈なバックハンドや、コースを打ち分けながら力強いサーブを打ち込むなど、順調な調整ぶりを見せました。

練習のあと取材に応じた小田選手は、ウィンブルドン選手権男子シングルスで準決勝で敗れたことを踏まえ「全体的にレベルが上がっていると感じていて、それをパリ大会前に感じることができたのはよかった」と振り返りました。

そのうえで、パリ大会に向け「すごく自信があるので、早くパリ大会を迎えたいという気持ちだ。あとはどれだけ楽しめるかが勝負になると思うので、自分の夢物語の第1章を自分らしく締めくくれるようにしたい」と決意を話しました。

パリパラリンピックの車いすテニスは8月30日から始まります。

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