石田充 アナウンサー
広島カープは、前半戦を終え、首位・巨人と1ゲーム差の2位で折り返しました。阪神相手に甲子園で勝ち越したオールスターゲーム前、最後のカードだったんですが、結果的には4位まではまだまだ3.5ゲーム差の混戦。

RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
気が抜けない日が続きます。

石田充 アナウンサー
貯金は6つ持ってオールスター・ブレークということになりました。では、天谷さんのコーナー「ココを “しゃ” べりたい」です。

天谷宗一郎 さん
7月19日(金)の試合、そして20日(土)の試合共通しているんです。ランナーを送るときにバントを 菊池涼介 選手は金曜日に決めて、土曜日は 矢野雅哉 選手がきっちり決めているんです。相手のミスもあったんですけれども、やることをやっているからこそ、相手にもプレッシャーがかかる。

19日(金)
菊池涼介 送りバント成功 ⇒ シャイナーの内野ゴロで決勝点

20日(土)
矢野雅哉 送りバント成功 ⇒ 小園海斗 犠牲フライで決勝点

逆に阪神は土曜日の試合でバントをして失敗して、強行してダブルプレーでチャンスをつぶしている。やっぱり今シーズンのカープでいきなりホームランというのはなかなか出てこないと思うので、こういった地味ではあるけれども、こういったチームの作戦を今後もどんどんやっていく。多くなってくるんじゃないかなというふうに思います。

石田充 アナウンサー
先週、カープが勝った試合は、やっぱりロースコアの展開。シャイナー選手のスリーランがあったり、19日、20日の1点差で勝った試合ですね。こういった展開のときにいかに小技でミスをしないか。

先週の広島カープ(横浜⇒甲子園)
7月15日(月)DeNA 6ー1 広島
7月16日(火)DeNA ー 広島 雨天中止
7月17日(水)DeNA 0ー3 広島 ヒーロー シャイナー
7月19日(金)阪神 0ー1 広島 ヒーロー 床田寛樹
7月20日(土)阪神 0ー1 広島 ヒーロー 小園海斗
7月21日(日)阪神 12ー3 広島

天谷宗一郎 さん
あのバントが決勝点ですから。

青山高治 キャスター
そういうことですよね。

石田充 アナウンサー
逆に21日(日)のように大量失点しない、バントをしっかりするような展開に持っていきたいところもあるかもしれません。あらためて天谷さんが言いたかったのは、「決めるべきときに決める 決勝点につながった “送りバント” 」。今後も後半戦をしっかり見せてほしいと思います。

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