今年、徳島県高校野球連盟審判部の審判員に新たに加わった中村俊史さん(53)と志津誠人(あきと)さん(18)が徳島大会デビューを果たした。

 志津さんは阿南高専4年生。昨年まで同校野球部の三塁手としてプレーし、引退後も野球に関わりたいと、審判に応募した。

 20日の第2試合で三塁塁審を担当。気温30度を超える中、打球の行方や選手の動きを懸命に追った。志津さんは「選手たちと同じように全力で試合に臨み、納得してもらえる判定に努めたい」。

 吉野川市の会社役員の中村さんは14、15両日の試合で塁審を務めた。「白熱したプレーを間近で見ることができた。落ち着いた正確なジャッジで、選手たちを支えたい」と話した。(吉田博行)

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