22日は、オリンピックに関連する映像を制作し配信するOBS・オリンピック放送サービスの担当者が放送メディアの取材拠点、IBC=国際放送センターにあるNHKのスタジオを訪れました。

スタジオには黒い箱に入った金、銀、銅のメダルと聖火リレーのトーチが運び込まれ、担当者が慎重に取り出して披露していました。

メダルは直径8.5センチ、厚さは9ミリあまりで、重さは
▼金メダルが529グラム
▼銀メダルが525グラム
▼銅メダルが455グラムで、
大会エンブレムなどが刻まれた六角形の金属が中央部分にあしらわれた斬新なデザインになっています。

この金属は、パリを象徴するエッフェル塔の鉄製の柱の一部で、これまでの改修工事などで取りのぞかれ、保管されていたものから使われているということです。

また、メダルの裏側にはギリシャ神話の勝利の女神、ニケとともに、エッフェル塔がデザインされていて、随所にパリらしさが詰まっています。

メダルは今月26日に開幕するパリオリンピックで選手たちに授与されます。

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