2021年の東京五輪の競泳で、中国の23選手が大会前のドーピング検査で陽性となりながら出場を許可されていたと20日、オーストラリアのデーリー・テレグラフ紙が伝えた。禁止物質トリメタジジンに陽性反応を示したが、世界反ドーピング機関(WADA)と国際水連(現世界水連)がともに検体の汚染(コンタミネーション)が原因と判断し、処分を科さなかったとしている。

 中国の競泳は東京五輪で三つの金を含む6個のメダルを獲得した。(AP=共同)(共同)

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