100年ぶりにパリで開催されるオリンピックは26日に開会式が行われますが、式に先立って24日からは競技が始まり、サッカーと7人制ラグビーの試合が行われます。
このうち、サッカー男子の日本代表は、フランス南西部のボルドーで行われる予選リーグの初戦でパラグアイと対戦します。
23日は前日練習が行われ、公開された冒頭の15分では、キャプテンの藤田譲瑠チマ選手が「最後まで頑張ろう」とまわりの選手たちに何度も大きな声で呼びかけながらランニングやダッシュをこなしていました。
そして、細谷真大選手や平河悠選手などの攻撃陣が細かいパスを回しながらシュート練習を繰り返して得意のサイドからの攻撃の連係を入念に確かめていました。
一方、ディフェンダーの半田陸選手は22日の練習でけがをしたため、ホテルで別メニューで調整したということです。
また、24日には7人制ラグビー男子の日本代表も予選リーグの2試合に臨みます。
藤田「あとは結果を残すだけ」
キャプテンの藤田譲瑠チマ選手は「自分はもちろん、ほかの選手もたくさん声かけをしてくれたので、いい雰囲気でここまで来ることができた。あとは結果を残すだけだ」と真剣な表情で話しました。
また、初戦の相手のパラグアイについては、「フィジカルが強く、スピードを生かして早い攻撃をしてくるチームだ。自分たちがやるべきことをしっかりやらないといけない」と述べた上で「いい準備をしてきたので、自分たちを信じて結果を求めたい」と意気込みを話しました。
大岩監督「選手たちは非常にいい状態」
大岩剛監督は「選手たちは非常にいい状態に仕上げてくれたので初戦が楽しみだ」と話しました。一方、パラグアイについては、「守備が組織的で強度が高いチームだ。フォワードはスピードがあり、カウンターに気を付けなければならない」と警戒していました。
そして、「オリンピックという舞台は23歳以下のアジアカップで優勝して勝ち取った権利だ。選手たちは自信を持ってプレーしてほしいししっかりと勝利したい」と意気込みを話しました。
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