■MLB ドジャース 6-4 ジャイアンツ(日本時間26日 ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)
ドジャースの大谷翔平(30)が本拠地のジャイアンツ戦で「1番・DH」で出場し、第5打席で31号本塁打を放つなど4打数2安打、打率は.310から.312に。
大谷は節目の“日米通算250号”を達成。チームは接戦を制し、後半戦ここまで6勝1敗と好調ぶりをみせた。
この日はサイ・ヤング賞3度の大エースC.カーショウ(36)が、左肩の手術から292日ぶりの復帰。4回72球を投げ2失点6奪三振と力強い投球をみせ、勝利に貢献。
大谷の第1打席は初球から全力でスイング。2球目以降は高めやインコース攻めの球を見送り四球で出塁した。打線は2回に1死二塁でK.ヘルナンデス(32)のタイムリーで先制。続くA.バーンズ(34)もヒットを放ち、2死一・三塁のチャンスで大谷の第2打席を迎えたが、2球目のシンカーを痛烈に弾き返すも投手ゴロに打ち取られた。
カーショウは1回、2回とランナーを背負うも無失点で切り抜けたが、3回は先頭打者にヒットを打たれると、2者連続のタイムリーを浴び1-2と逆転を許す。E.ラモスの打球が背中に当たったが痛がる様子もなく続投し、無死一・二塁から3者連続三振と見事に立て直した。4回は2死から四球を与えるが後続を右飛に抑えた。
打線は4回、復帰戦で粘投するカーショウの流れを受け、先頭G.ラックス(26)が二塁打で出塁すると、1死からK.ヘルナンデス、A.バーンズの連続タイムリーで逆転に成功。大谷も2死一塁でレフトに二塁打を放ちチャンスを広げたが、満塁でF.フリーマン(34)が三飛で追加点ならず。
5回からは継投に入りJ.ケリー(36)、D.ハドソン(37)らが無失点でつないだが、2点リードの8回はA.ベシア(28)が2死二塁からタイムリーを浴び、4-3と1点差に。さらに代わったB.トライネン(36)もタイムリーを許し4-4と試合は振り出しに。
大谷の第4打席(6回)は1死一塁の場面で、カウント2-2から高めのカットボールを打ち返したが中飛に倒れた。8回は1死でN.アーメッドが勝ち越しの本塁打を放つと、大谷の第5打席。4番手T.ロジャーズに対し、初球のスライダーを振り抜くと滞空時間の長い打球はライトスタンドへ。大谷はガッツポーズをみせ、本拠地は2者連続アーチに大熱狂に包まれた。9回はB.ハニーウェル(29)が抑え、ドジャースが接戦を制した。
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