伊勢ヶ濱部屋の聖白鵬は、6戦全勝で迎えた名古屋場所13日目の26日、鳴戸部屋の三島との全勝対決に臨みました。

聖白鵬は立ち合い、相手の突き押しに押されますが、うまくいなして最後は「上手出し投げ」で勝って7戦全勝として優勝を決めました。

モンゴル出身で23歳の聖白鵬は相撲の強豪、鳥取城北高校を卒業後、同志社大の相撲部で活躍しました。

宮城野部屋に入門しましたが、部屋の全員の移籍に伴い、伊勢ヶ濱部屋に所属しています。

ことしの春場所で初土俵を踏み、初めて番付に名前がのった夏場所は、序ノ口で6勝1敗と好成績を残しましたが、優勝決定戦で敗れていました。

今場所は前に出る相撲で白星を重ねた聖白鵬は「先場所は優勝決定戦で負けて悔しい気持ちがあった。名古屋に入ってから稽古を重ねてきて、親方や横綱からもアドバイスをもらったのが結果につながったと思う」と話していました。

そして「番付が上がるにつれて体の大きな相手が増えてくると思うので、体重を増やしていきたい」と意気込んでいました。

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