2大会ぶりの金メダル目指す

体操の男子予選は27日、団体と個人総合、それに種目別の予選を兼ねて行われました。

このうち団体の予選は、6種目それぞれで4人が演技して上位3人の得点の合計で争い、日本はエースの橋本選手を中心に2大会ぶりの金メダル獲得を目指します。

日本は2種目目の平行棒で初出場の20歳、岡慎之助選手と谷川航選手が着地をかんぺきに止めて15点台の得点をあげました。

しかし、3種目目の鉄棒で橋本選手が最後の着地で大きく前に手をつくミスが出て、13.733と得点を伸ばせず、続くゆかでもG難度の「リ・ジョンソン」で着地で1歩動くなど、細かなミスが出て13.733の得点と、苦しい展開となりました。

一方、岡選手がすべての種目で安定した演技を見せたほか、萱和磨選手と杉野正※アキ選手が持ち味を発揮して、日本は6種目の合計で260.594の得点で、8チームが演技を終えた時点でトップの中国に次いで予選2位となり、決勝に進出しました。

また、6種目で争う個人総合で2連覇を目指す橋本選手は、この時点で3位、岡選手が2位に入りました。

橋本選手は種目別の鉄棒で2連覇を目指していましたが、この時点で17位となり、この種目の決勝進出はなりませんでした。

日本の最終的な予選の順位は、このあと行われる残り4チームの演技で決まります。

男子団体の決勝は、29日に行われます。

(※は暁の日なし)

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