■パリオリンピック™ スケートボード女子ストリート決勝(現地時間28日、パリ・コンコルド広場)

スケートボード女子ストリート決勝で、世界ランク1位の14歳の吉沢恋(ここ、ACT SB STORE)が金メダルの快挙。東京五輪で金メダルに輝いた西谷椛に続き、日本勢が連覇の快挙を達成した。

さらに世界ランク2位の15歳赤間凛音(りず、東北高1年)が銀メダルで、日本勢がワンツーフィニッシュ。東京五輪銅メダルの中山楓奈(19、ムラサキスポーツ)は健闘も7位。

表彰式を終えた吉沢は「予選から1位通過できて、やっぱり今日調子よかったなって。ここまで頑張ってきてよかったなって思います」と振り返った。

赤間を追いかける展開でベストトリック4本目での見事な逆転。「予選大会のブタペストのときも、このビッグスピンフリップで逆転優勝できて、オリンピックでも同じ技でこういうふうに逆転優勝することができてすごく嬉しいです」と勝負技が決まっての優勝をかみしめた。

さらに「スケートボードは選手生命がやっぱり短くて、全体的な平均年齢も低いのでそういうところを覆して自分が大人になってもオリンピックに立てるんだよっていうことを証明していきたいなって思います。ロサンゼルス(五輪)に向けても頑張っていきたいと思うので応援のほどよろしくお願いします」と4年後へさらなる躍進を誓った。

銀メダルの赤間は「パリオリンピックでメダルを取るのがすごく夢だったので嬉しいです。今までもらったメダルよりもすごい重くて、感動してます」とメダルを手に率直な感想を。

試合会場では日本勢の3人で声をかけあうシーンも。「2人とも欠かせない存在だと思って、今回このオリンピックで2人がいなかったら銀メダルを取れてなかったと思うし、もうみんなで励まし合いながら相談しながらやってきたので、すごいかけがえのない存在だと思ってます」と3人で挑んだ五輪の舞台を振り返り、ともに戦った吉沢、中山への思いを語った。

※写真は赤間凛音(左)と吉沢恋(右)

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