(29日、第106回全国高校野球選手権東東京大会決勝 関東第一8―5帝京)

 関東第一の米沢貴光監督の試合後の談話

 強打の帝京高校さんに「いつホームランを打たれるのか」という恐怖と戦いながらだったんですが、選手たちが負けることなく立ち向かってくれたんだと思っております。

 (畠中投手から坂井投手への継投は)なんとか五回まで畠中(3年)がゲームを作ってくれれば、という思いの中で、接触プレーもあったんですが、なんとか耐えてくれて、最後は坂井(3年)が締めてくれたということですね。

 畠中の接触プレーで臨時代走を許可して頂いた帝京の金田(優哉)監督、また選手の皆さんに本当に感謝したいと思います。そのプレーでまた一つ、僕自身が勉強させて頂きました。試合させて頂いた帝京高校の魂というのを、見させて頂きました。本当にありがとうございました。

 春、選抜に行かせて頂いて、うまくいかないことが多くあった中で、選手たちが本当に踏ん張った。また、この厳しいトーナメントを勝ち上がったことで強くなったと思いますので、この成果をしっかりと出したいなと思います。

 東東京の皆さんの思いをしっかり背負って、(甲子園では)一つずつ勝ち上がって、挑戦していきたいなと思います。(構成・滝沢貴大)

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