ブルージェイズが日本時間30日、菊池雄星(33)をアストロズにトレード移籍したと発表、アストロズからは若手のJ.ブロス投手(23)、J.ロペルフィド外野手(25)、W.ワグナー内野手(26)の若手3選手がブルージェイズに移籍。トレード期間残り1日での発表となった。
ブルージェイズはア・リーグ東地区で49勝56敗の最下位、ワイルドカード争いも3位のロイヤルズに8ゲーム差の9位との残り57試合で厳しい状況になったため、球団は菊池を放出し、来季に向けてのチーム作りに入った。
今季はブルージェイズと3年契約の最終年、シーズン後はフリーエージェントとなる菊池、先発左腕の需要は大きくトレード期限30日(日本時間31日)を前にアストロズが獲得に名乗りを挙げた。
今季、菊池は20試合に登板、4勝9敗で防御率は4.75、5つ負け越してはいるが、クオリティースタート(6回以上投げて、かつ自責点が3点以内)が8度、開幕からローテーションを守っているがチームの援護に恵まれない投球が多かった
これまで菊池はメジャー6年目で通算36勝(45敗1セーブ)、昨季は11勝を挙げてメジャー初の2ケタ勝利を飾った。これまでマリナーズ、ブルージェイズとア・リーグの2チームに所属、今回もア・リーグ西地区のアストロズとなった。
アストロズは現在、55勝51敗でア・リーグ西地区で首位に立ち、8年連続プレーオフに進出しているチーム。しかし、2位のマリナーズとはゲーム差なしと接戦となっている。さらに通算260勝のJ.バーランダー(41)、L.ガルシア(27)が故障と先発陣の立て直しを計っていた。
アストロズに所属した日本人選手は松井稼頭央(2008年~2010年)、青木宣親(2017年)に次いで3人目、投手としては初めてとなる。
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