今回、成立したトレードは、ドジャースとカーディナルス、それにホワイトソックスの3チームが絡む大型トレードです。
ドジャースは、外野手のミゲル・バルガス選手やマイナーの選手を放出し、
▽カーディナルスから、内野手のトミー・エドマン選手
▽ホワイトソックスから中継ぎのマイケル・コーペック投手を獲得しました。
このうち、エドマン選手は2019年にカーディナルスで大リーグデビューした29歳の内野手で、外野を守ることもできます。
高い守備力に定評があり、2021年にはセカンドでゴールドグラブ賞を獲得しています。
今シーズンは右手首の手術を受けて、開幕から出場はありませんが、マイナーリーグの試合には出場していて、ドジャースは、ショートのベッツ選手をはじめ、けが人が相次いでいる内野陣の穴を埋めるほか、成績の不振などでポジションを固定できていない外野陣の層を厚くするねらいがあるものと見られます。
また、コーペック投手は、最速160キロを超えるストレートが持ち味の右ピッチャーで、今シーズンは43試合に登板して防御率は4.74です。
7月に入って安定感を欠いているリリーフ陣を支える活躍が期待されます。
さらに、レイズからトレードでアメド・ロサリオ選手を獲得したことも発表されました。
ロサリオ選手は、今シーズン打率3割7分と好調で内野、外野ともに守ることができます。
ドジャースは、先発ピッチャーの獲得も予想されるなど、急ピッチで補強を進めていて、目標に掲げるワールドシリーズ制覇のために、盤石の態勢で臨む構えです。
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