子どもたちが夏休みのこの時期、お盆休みが近づく大人たちもソワソワ…RBCのスポーツ班が気になったのは「アスリートのオフ」。県内のスポーツチームで活躍する選手たちは、どんな方法でリフレッシュしているのでしょうか。
休む人、休まない人 様々だったキングス
先週、日本一奪還を目指す新シーズンに向け本格始動した、プロバスケ・琉球ゴールデンキングスからは、「とにかく休んだ」と強調したこの選手。
▽キングス・松脇圭志選手(在籍3年目)
「ゆっくり過ごしました。休めるだけ休んで、行きたいところに行って楽しんでいた」
「普段沖縄から出ることはあまりなくオフに出ることが多いので、その分、行きたいところはシーズン中に増えていく。頑張らないといけないくらい休んだ(笑)」
▽キングス・小野寺祥太選手(在籍6年目)
「僕は地元に帰った。1か月ちょっと。ディズニーランドや「USJ」とか、子どもや家族のために時間を過ごせたのかなと思う」
家族との時間をたっぷり設けたのは在籍6年目の小野寺祥太。
「シーズン中にそういう過ごし方が出来なかったので、1日一緒にいるだけでも楽しかった」
ーオフの期間もバスケのことを考える?
▽キングス・小野寺祥太選手(在籍6年目)
「いや全く考えていなかった。申し訳ないくらい。本当にリフレッシュしました」
一方、オフもバスケづくしだった選手も。
▽キングス・荒川颯選手
「アメリカに連れて行ってもらって、NBA選手を教えているスキルトレーナーのワークアウトをしたりして、ずっとバスケをしている」
最後にヘッドコーチにも聞いてみました。
ー桶さんのオフは?
▽琉球ゴールデンキングス・桶谷大HC
「1週間、北海道と仙台に家族旅行に行けた」「あとは娘がバスケットを始めたので、その見学を」
それぞれ充実のオフを過ごしたキングス。新シーズンは10月5日、沖縄アリーナで開幕します。
沖縄そば屋さんで待ち合わせをしたのが、5月にシーズンを終えたハンドボール・琉球コラソンの司令塔。
▽琉球コラソン・東江太輝選手
「間違いないんでね!特に練習後は最高っすね。肉も入ってるし」
1年前から始めたという趣味のゴルフ。スコアは既に「100」を切っているそう。
▽琉球コラソン・東江太輝選手
「アクティブ・レスト(積極的に動いて休む)みたいな感じで、リラックスのためにやっているけど体のためにもなっている」
「ゴルフを始めたおかげでオフが充実しています。ただ、クラブを1年前くらいに買ったものを初日に凹ませました。パワーだけはあるので。ちょっと地面叩いて…去年1番ショックだった出来事です(泣)」
ハンドボールと全く異なるスポーツだからこそハマってしまったという東江。新シーズンに向け激しさが増す練習の日々で、束の間の休息でした。
サッカー、FC琉球では反対に“インドア”で充実した日々を過ごす選手が。
▽FC琉球・岡澤昂星選手
「ちょっと勉強していきます」
「大変ではあります、もちろん。毎日練習終わって帰って課題して、毎日やらないと追いつかないので、でもそれは自分で決めた道だし、セカンドキャリアのためには大学を出たほうが有利というか、今後の自分がつく職業が広がると思って」
「自宅でも課題を頑張っています」
頑張り屋の岡澤選手が最もリラックスできる時間とはー
▽FC琉球・岡澤昂星選手
「津覇選手や小川選手と練習場の近くのスタバに行って、1時間〜2時間お喋りしたり、くだらないノリとかで楽しくやっているのが最近の自分の一番リフレッシュできる時間というか、楽しい時間ですね」
「あの時間が一番好きやな、なんやかんや言って一番好きや」
現在13位と不調のFC琉球ですが、オリンピックの影響でリーグ戦は一時中断期間に入っており、来月17日まで試合のない時期が続きます。
ーこの2週間をどう過ごす?
▽FC琉球・岡澤昂星選手
「もう一度自分を見直す期間というか、自分だけでなくチームがもっと良くなるためにはどうしたらよいかを考えて、サッカーのために使おうと思う」
次回対戦までの2週間あまりを丁寧に使いながら、一層のレベルアップを誓います。(取材 鎌田宏夢)
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