【パリ共同】パリ五輪第6日の7月31日、体操男子個人総合で岡慎之助(20)=徳洲会=が金メダルを獲得、団体総合との2冠に輝いた。日本勢は2012年ロンドン、16年リオデジャネイロ両大会の内村航平、21年東京大会の橋本大輝(22)=セントラルスポーツ=と合わせ、個人総合で五輪4連覇。橋本は6位だった。
今大会の日本の金メダル獲得は競技が本格的に始まった27日から5日連続で、計8個となった。
競泳の男子200メートル平泳ぎ決勝で花車優(24)=イトマン東進=は5位、渡辺一平(27)=トヨタ自動車=は6位。女子200メートル平泳ぎ準決勝は鈴木聡美(33)=ミキハウス=が決勝に進んだ。
バドミントンの混合ダブルスで渡辺勇大(27)、東野有紗(27)組=BIPROGY=が準決勝に進出。卓球のシングルスでは男子の張本智和(21)=智和企画=と、女子の早田ひな(24)=日本生命、平野美宇(24)=木下グループ=が準々決勝に進んだ。
岡慎之助の話 団体と個人の金メダルを目指して練習してきた。その成果がやっと(結果に)つながって本当にうれしい。ノーミスでやり切ることが一番の目標だった。(今後も)常に挑戦していく心だけは忘れないようにしたい。
橋本大輝の話 けがをしてから、ここまで戻って演技することができた。堂々とやり切れたという気持ちでいっぱい。(岡の金メダルという)新しい歴史を見られて僕は幸せ。悔しい気持ちより、幸せ過ぎて涙が出た。
花車優の話 自分の目標に届かず、悔しい。ちょっとずつタイムが足りなかった。世界で活躍し続ける選手でいたいと思うので、この気持ちを忘れず、またやっていきたい。
鈴木聡美の話 組4位でひやひやしたけど、ぎりぎりで決勝に進むことができたので、喜びたい。自己記録を狙って、順位をどこまで上げられるかチャレンジできれば。(共同)
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