競泳女子のレデッキー選手は、2012年のロンドン大会に15歳でオリンピック初出場を果たし、リオデジャネイロ、東京と3つの大会で合わせて7つの金メダルと3つの銀メダルを獲得しています。

27歳で迎えた今大会、400メートル自由形では銅メダルでしたが、31日の1500メートルで圧倒的な力を見せました。

レデッキー選手は序盤から飛び出すと力強い泳ぎでほかの選手との差を広げ、最後は大歓声の中、みずからのオリンピック記録を5秒以上更新する15分30秒02で、2位の選手に10秒以上の大差をつけてフィニッシュしました。

通算8個目の金メダルとなったレデッキー選手は、レース後「金メダルをとるのは決して簡単なことではなく、レース中のすべての瞬間、泳ぎに集中していた。年齢を重ねるごとにさまざまな課題が出てくるが、楽しむようにしている」と話しました。

これで獲得した金メダルの数は競泳女子の歴代最多記録に並んだほか、すべての競技を通じても、1950年代から60年代にかけて体操で金メダル9個を獲得した当時のソビエト連邦のラティニナ選手の記録にあと1つと迫りました。

レデッキー選手はこのあと、3大会連続で金メダルを獲得している800メートル自由形などにも出場する予定で、オリンピックに新たな歴史を刻めるのか、注目が高まっています。

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