第106回全国高校野球選手権大会に出場する花巻東の選手たちが31日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)に向けて出発した。花巻空港では、出発式が開かれ、航空会社員から花束が贈られた。

 村上太一主将は「『岩手から日本一』という目標を達成すべく、全力を尽くしてがんばるので、応援よろしくお願いします」と話した。

 大阪市内の宿舎に到着した花巻東は、近くの施設で、打撃練習を中心に2時間ほど汗を流した。仲間から「守備職人」と呼ばれる戸刺煌一郎選手(3年)は「早く環境に慣れて、守備の練習にも取り組みたい」。古城大翔選手(1年)は「暑さにまだ体が慣れていない。1球1球集中して練習に打ち込みたい」と話した。(藤井怜)

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