岡山市南区出身の岡選手は、パリオリンピック、体操の男子個人総合の決勝で6種目とも安定した演技をみせて高得点を次々にマークし、金メダルを獲得しました。

これを受けて、岡選手が小学2年から中学3年まで通った「おかやまジュニア体操スクール」の代表で、当時指導にあたった三宅裕二さんは「『これって本当なの?夢じゃないの?』という感じです。初出場でよくやってくれました」と、教え子の快挙をたたえました。

当時の岡選手について「人の話をしっかり聞き、言われたことをコツコツやっていました」と振り返り、「反復練習を大事にしてきた指導が間違っていなかったことを慎之助が証明してくれました」と喜んでいました。

三宅さんによりますと、団体で金メダルを獲得した直後には岡選手から「三宅先生、金メダル取ったよ」と笑顔で報告する動画が届き、今回の個人のメダルも写真が送られてきたということです。

三宅さんは「今までにないくらい楽しんでやっているように見えるので、この調子で種目別も思い切りやって完全燃焼してほしいです」とさらなる活躍へエールを送っていました。

クラブでは1日も後輩たちが練習に取り組んでいて、小学6年の宮越丞志郎さんは「金メダルだと聞いたとき『よっしゃー!』と思いました。種目別も残っているのできれいな体操をして金メダルを取ってほしい」と話していました。

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