決勝は予選の上位24人が出場して4種目の合計で争われ、岸選手は10位、中村選手は17位でそれぞれ決勝に進みました。

決勝は日本時間の2日に行われ、岸選手は、最初の段違い平行棒を足の先までしっかり伸びた持ち味の「美しい体操」で予選よりも高い13.833の得点をマークすると、3種目目の得意のゆかでは2回宙返り2回ひねりのH難度の大技「シリバス」を決めて、4種目すべてで安定した演技を見せました。

中村選手は、最初の平均台を大きなミスのない安定した演技でまとめると、4種目目の得意の段違い平行棒では着地までしっかりと決めきり、予選よりも高い13.933の得点をマークしました。

2人は4種目を通して大きなミスのない安定した演技を見せましたが、合計得点では岸選手が53.965で11位、中村選手は53.099で15位となり、この種目での日本勢の入賞はなりませんでした。

金メダルはアメリカのエース、シモーネ・バイルズ選手で、圧倒的な演技で団体との2冠を達成し、2大会ぶりに個人総合を制しました。

日本時間の5日には種目別の決勝が行われ、岸選手が得意種目のゆかで出場する予定です。

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