渡邊雄太選手の日本復帰表明でますます盛り上がりを見せるBリーグ。4月21日には、B2リーグのレギュラーシーズンが終了し、来シーズンのB1昇格をかけたプレーオフに進出する8チームが決定しました。

 最後までプレーオフ進出の可能性を残していた神戸ストークスは、最終戦で熊本ヴォルターズと対戦し、試合時間残り1.8秒での逆転。84対83の劇的な幕切れで29勝目を挙げ、ホームの大観衆を沸かせました。しかし、同時間に行われていたベルテックス静岡とライジングゼファー福岡との対戦で、アウェーの静岡が勝利。岩手ビッグブルズに連敗した青森ワッツも含めて3チームが29勝31敗で並びましたが、当該チーム間同士の成績でわずかに及ばず、神戸ストークスはプレーオフ進出を逃しました。

 関西では、すでに西地区優勝と全体での勝率2位を確定していた滋賀レイクスがプレーオフ進出。QF(クォーターファイナル)では、5月3日からホームの滋賀ダイハツアリーナで、その青森ワッツを迎え打ちます。

 3戦のうち2戦先勝でSF(セミファイナル)進出が決まる滋賀レイクス。青森を撃破すれば、B1昇格のかかったSFは、ライジングゼファー福岡と山形ワイヴァンズの勝者と対戦します。1年でのB1復帰を、レイクスブルーに染まったダイハツアリーナで達成できるのか注目が集まります。

 5月3日から行われるクォーターファイナルの組み合わせは、以下のとおりです(※左側がホーム)。この中から、来シーズンB1を戦う2チームが決定します。

 滋賀レイクス(西地区1位) 対 青森ワッツ(ワイルドカード上位)
 アルティーリ千葉(東地区1位) 対 ベルテックス静岡(ワイルドカード下位)
 越谷アルファーズ(東地区2位) 対 熊本ヴォルターズ(西地区3位)
 ライジングゼファー福岡(西地区2位) 対 山形ワイヴァンズ(東地区3位)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。