■パリオリンピック™ 競泳 女子400mメドレーリレー決勝(日本時間5日、ラデファンス・アリーナ )

競泳女子400mメドレーリレー決勝が行われ、日本はアンカーを池江璃花子(24、横浜ゴム)が務め、3分56秒17の5位でフィニッシュした。競泳はこれで全種目が終了、日本のメダルは、男子400m個人メドレーで銀メダルを獲得した松下知之(19、東洋大)の1つに終わった。

日本は、白井璃緒(24、ミズノ)、鈴木聡美(33、ミキハウス)、平井瑞希(17、アリーナつきみ野SC)、池江の4人が出場。前回の東京大会では決勝に進んだものの8位に終わったこの種目。

第1泳者の白井は、得泳ぎで100mを8位で、第2泳者の鈴木に繋ぐと、33歳最年長の鈴木が懸命に前を追い、順位を2つ上げて第3泳者の、17歳、平井へバトンタッチ。平井も力泳で順位を一つ上げて5位でアンカーの池江へ。池江も最後のレースを力の限り泳ぎ切り、5位でフィニッシュした。

レース後、池江は「最後はみんなのことを思って全力で泳げて、理想のタイムではなかったと思うんですけど、今の自分では十分な力を出し切ったと思います」と振り返った。100mバタフライでは結果を出せず悔しい思いもしたという池江。「最後こうやってみんなで笑顔で終われること、すごく大変な東京からの3年間ではありましたけど、楽しかったって思えるのが一番だと思うので本当に良かった」と笑顔で語った。

3日の予選も決勝と同じメンバーで臨んだ日本。第1泳者の背泳ぎ・白井は6番手で第2泳者の鈴木に繋いだ。200m平泳ぎで4位に入ったチーム最年長の鈴木が5番手へに浮上すると、第3泳者、バタフライの高校3年生・平井が4人を抜きトップで、アンカーの自由形・池江に繋ぐ。池江は最後までトップ争いを演じたものの3位でフィニッシュ。日本は3分56秒52の全体5位で決勝へと駒を進めた。

*写真は左から、池江璃花子選手、平井瑞希選手、鈴木聡美選手、白井璃緒選手

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