■パリオリンピック™ 陸上・男子110mハードル敗者復活ラウンド(日本時間6日、スタッド・ド・フランス)

4日に行われた予選では13秒46(+0.7m)の組4着で、着順とタイムで拾われず、敗者復活ラウンドに回った高山峻野(29、ゼンリン)。

上位2位までが準決勝に進める敗者復活ラウンド。スタートを勢いよく飛び出した高山は、50m付近までトップに立つ。しかしその後、3位に後退。それでもゴール直前で追い込み、フランスのW.ベロシアン(29)とほぼ同時にゴールに飛び込んだ。写真判定の結果、ベロシアンは13秒445の2位、高山は13秒450で3位。わずか0.005秒差で準決勝進出を逃した。

レース後、高山は「中盤から後半にかけてバランスを崩して失速してしまった」と悔しそうな表情を見せた。それでも最後は「観客も多くて楽しいオリンピックでした」と笑顔で結んだ。

日本記録保持者の泉谷駿介(24、住友電工)と村竹ラシッド(22、JAL)は4日の予選を突破し、準決勝進出。同種目、日本勢初の決勝進出に向けて、準決勝は日本時間8日午前2時5分開始予定。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。