パリオリンピック™の舞台に立ったからこそ生まれた言葉の数々。日本代表選手たちが残した“言葉”に注目します。激闘後に何を語ったのでしょうか。

■オリンピック 激闘後の名言「幸せな時間」「身に染みて感じた」

井上貴博キャスター:
全てをかけて闘ってきた選手の言葉には様々な感情が込められています。

バスケットボール男子は予選リーグ・最終戦で日本はブラジルと対戦し、84-102で敗れました。これで予選リーグ3連敗となり、決勝トーナメント進出を逃しました。

河村勇輝選手は「3連敗に終わったことはすごく悔しいです。ただ世界との差は必ず縮まっているので成長できるように頑張りたい。悔しい結果に終わってしまったが、このメンバーと共にバスケットをできたことは一生の宝物ですし、幸せな時間でした」と話していました。

陸上男子100m準決勝に出場したサニブラウン・アブデルハキーム選手は、9秒96の自己新記録を出しましたが、決勝進出を逃しました。世界との差について「縮まってるんですけど、世界の皆さんもどんどん先に行ってるので、本当にちょっとずつ追いついていくだけじゃ足りないなというのは身に染みて感じました」と述べていました。

女子バレーボールは予選リーグ1勝2敗で敗退となりました。今回のパリオリンピックで引退を表明している、主将の古賀紗理那選手は最終戦後、このように語りました。

「本当に厳しい戦いが続いて、本当にチームとしてもきつかった。きょうの試合、しっかりチームで気持ち立て直して、戦えたのでよかったなと思います。(自身のプレー・評価は?)きょうはキャプテンとかそういうのは考えずに、バレーボールが大好きな古賀紗理那として戦いました」

ホラン千秋キャスター:
本来ならば前回の東京オリンピックから4年のところ、3年で調整をすることになり、難しい状況であったと思います。しかし皆さんの言葉はどれも印象的でした。

産婦人科医 宋美玄さん:
試合に負けてしまっても、きちんと想いと知性を込めて発言してくださる選手を尊敬します。

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