パリ五輪の競泳日本代表が6日、羽田空港に帰国し、男子400m個人メドレーで銀メダルを獲得した松下知之(19、東洋大)らが出迎えたファンから歓声を浴びた。

五輪初出場となった松下。400m個人メドレー決勝では、5位でターンした最後の自由形で一気に3人を抜き2位でフィニッシュ。自己ベストを1秒42と大幅に更新する4分8秒62で銀メダルに輝いた。

今大会、競泳の日本代表で唯一のメダル獲得となった松下は、「(3月の)選考会が終わってからメダルを目標にしてやっていたので、たくさん努力した結果がこのメダル。しっかり実力を出せた」と初の夢舞台を振り返った。

銀メダルのご褒美について問われると、「ずっと海外にいたので、日本のおいしいものを食べたいです。(栃木の)実家のご飯が食べたい」と19歳らしい笑顔がこぼれた。

そして4年後のロサンゼルス五輪(アメリカ)へ向けては、「毎年自己ベストを更新することが4年後に向けて大事だと思う。自分の持ちタイムをどんどんあげていくことが大切」と決意を口にした。

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