(第106回全国高校野球選手権大会1回戦 第2日〈8日〉の見どころ。丸数字は試合順)
①大阪桐蔭―興南(沖縄)
春夏連覇を経験した高校同士の対戦。興南の最速149キロ左腕田崎はスライダーの曲がりも鋭い。強打の大阪桐蔭といえど、吉田、境、徳丸ら上位に左打者が並ぶ打線は対応に苦しむだろう。興南は先に主導権を握って焦らせたい。
②明豊(大分)―小松大谷(石川)
春の九州王者・明豊は大分大会5試合で10盗塁、15犠打の機動力が持ち味。俊足の木村、高木の1、2番が出塁してかき回したい。小松大谷は二枚看板の西川と竹本の起用法に注目。どちらも右腕で完投能力が高いだけに、継投機も鍵を握りそうだ。
③京都国際―札幌日大(南北海道)
京都国際の左腕中崎は制球力が高く、京都大会で29回を投げて与四死球4。内外に投げ分けるだけに、札幌日大打線は的を絞って対応したい。守りは左腕小熊が南北海道大会のようにテンポよく投げ込めるか。小差で終盤まで食らいつきたい。
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