女子アイスホッケー世界選手権の準々決勝(アメリカ・ニューヨーク州)が、日本時間12日に行われ、日本は開催国のアメリカと対戦。大観衆のなか、連覇を狙うアメリカに圧倒的な強さをみせつけられ、日本は0対10で敗れた。世代交代を推し進める女子日本代表・スマイルジャパンは、今大会を8位で終えた。

立ち上がりから猛攻を見せるアメリカに、3分59秒で先制されると、その後も8分、11分と追加点を許す。第1ピリオドだけで25本のシュートを放たれた日本。0対3とリードを広げられた。その後も、ゴールを積み重ねるアメリカに、第2ピリオドは6ゴール、第3ピリオドにも1ゴールを追加され0対10の完敗。日本は14本のシュートを放ったがアメリカの高い壁は崩せず、トップレベルとの差を見せつけられて大会を去ることとなった。

<準々決勝 試合結果>
フィンランド 3-1 スイス
チェコ 1-0 ドイツ
カナダ 5ー1 スウェーデン
アメリカ 10-0 日本

2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪の出場権獲得には、世界選手権後に更新される世界ランキングで開催国を除くIIHF世界ランキング上位6位までに入ること。現在、世界ランキング7位の日本だが、ロシアの五輪参加が認められなければ、6番手となり出場が決まる可能性もある。6位以内の出場権が得られなければ、五輪最終予選に挑むこととなる。

【2024IIHF女子世界選手権 日本代表・スマイルジャパン】
■GK
増原海夕(22、道路建設ペリグリン)
川口莉子(19、Daishin)
黒丸春香(16、CrystalBlades)
■DF
細山田茜(32、道路建設ペリグリン)
小池詩織(31、道路建設ペリグリン)
人里亜矢可(29、Linköping HC/スウェーデン)
志賀葵(24、TOYOTAシグナス)
関夏菜美(23、HV71/スウェーデン)
山下栞(21、SEIBUプリンセスラビッツ)
篠田安(19、高須クリニック御影グレッズ)
佐藤虹羽(18、Daishin)
■FW
浮田留衣(27、Daishin)
高涼風(27、道路建設ペリグリン)
床秦留可(27、Linköping HC/スウェーデン)
永野元佳乃(25、HC Ladies Lugano/スイス)
三浦 芽依 (25、AIK/スウェーデン)
小山玲弥(23、SEIBUプリンセスラビッツ)
山下光(23、AIK/スウェーデン)
志賀紅音 (23、PWHL Ottawa/カナダ)
⾧岡真鈴 (21、SEIBUプリンセスラビッツ)
輪島夢叶 (21、道路建設ペリグリン)
伊藤麻琴(19、TOYOTAシグナス )
野呂里桜(19、Daishin)

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