バドミントンの日本代表チームは9日午前、パリオリンピックに出場した12人の選手全員が出席して、東京都内で記者会見を開きました。

このうち、混合ダブルスで2大会連続となる銅メダルを獲得した渡辺勇大選手と東野有紗選手のペアは、それぞれ大会を振り返り、渡辺選手は「ファンの皆さんの声援が背中を押してくれた銅メダルだと思う」と感謝のことばを述べました。
東野選手は「東京大会が終わってからの3年間、2人で金メダルを目指してやってきたので、悔しい思いもあるが、2人で成長できた3年間だったと思うので、悔いはない」と話していました。

女子ダブルスで銅メダルを獲得した志田千陽選手と松山奈未選手のペアのうち、志田選手は「初出場のオリンピックの舞台で緊張すると思ったが、会場でたくさんの方が声を出して応援してくれたり、日本からたくさんのメッセージを送ってくれたりしたので、今までで一番楽しめた試合だった」と笑顔で大会を振り返りました。

日本バドミントン協会は9月末をめどに、銅メダル1つだった前回の東京大会と今大会をあわせて総括したうえで、4年後のロサンゼルス大会に向けた強化をスタートさせるとしています。

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