■MLB ドジャース 9ー5 パイレーツ (日本時間10日、ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)

ドジャースの大谷翔平(30)は本拠地でのパイレーツ戦で「1番・DH」で出場し、4打数1安打(1本塁打)2打点で打率は.3018。3試合ぶりの35号、2位のブレーブス・オズーナ(33)とは1本差。逆転された首位打者争いでも1毛差でトップに立った。

2試合連続ノーヒットの大谷、1日休養を挟んで迎えたパイレーツ戦。首位打者争いをしているパドレスのL.アライズ(27)が前日9日、パイレーツ戦で5打数2安打、打率は.303となって、大谷は首位打者から陥落。さらにチームもパドレスが5連勝と伸ばして2.5ゲーム差に迫られた。

ドジャースはこの日から13連戦がスタート、1回表、先発J.フラハティ(28)が2死二塁のピンチを背負ったが、ショート・M.ロハス(35)が好プレーで試合の流れを作った。

そして、1回、大谷の第1打席、パイレーツ先発はM.ケラー(28)、1球目のストレートを空振りすると、2球目のストレートも空振り、さらに3球目、高めのストレートに空振りと珍しくストレート3球連続空振りで3球三振に倒れた。しかし、3番。F.フリーマン(34)が17号ソロを放ち、先制点を挙げた。

3回、1死一塁で迎えた第2打席、カウント1-2と追い込まれたが、内角低めのスライダーを完璧に捉えて、大谷も打席で打球の行方を確認、“確信歩き”でセンターへ飛び込む、3試合ぶり35号ホームラン。2位のブレーブス・オズーナ(33)はこの日のロッキーズ戦で2試合連続の34号を放ち、大谷は並ばれたがすぐに突き放した。ここからドジャースは大量得点を挙げて6対0とリードを広げた。

4回、1死二塁での第3打席、カウント0-1から外角高め151キロのストレートを打っていたが捉えきれずにショートフライに打ち取られた。6回の第4打席はパイレーツ2人目はD.ヘルマン(32)、変化球中心に攻められて、カウント2-2から外角高めのストレートにバットを合わせるだけのバッティングとなってしまい、センターライナー。大谷は4打数1安打(1本塁打)2打点で打率は.3018。首位打者争いでは1位のパドレス・L.アライズ(27)はマーリンズ戦で5打数1安打、打率.3017と大谷は1毛差で首位打者に立った。

2位のパドレスはマーリンズ戦、延長で勝利し、連勝を6に伸ばしたがドジャースも勝利。ゲーム差は2.5のままとなった。

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