ここまで9勝2敗の今永投手は12日、相手の本拠地クリーブランドで行われたガーディアンズ戦に中5日で先発登板しました。

1回は、得意とする低めのスプリットで空振りの三振を奪うなど上々の立ち上がりを見せた今永投手は、高めの速球も効果的に使い高低差を生かしたピッチングで3回までヒット1本に抑えました。

しかし、味方打線の援護も受けて3点リードで迎えた4回にコントロールが乱れ、フォアボールと味方のエラーで2アウト一塁二塁と初めてピンチを招くと続くバッターには低めの変化球を打たれてタイムリーヒットで1点を返されました。

さらに続くバッターには逆転となるスリーランホームランを許し、この回、4点を失いました。

今永投手は5回も1アウト一塁から打率3割2分を超える好打者のクワン選手にツーランホームランを許すなどこの回も3点を失って3対7とリードを奪われ、マウンドを降りました。

今永投手は5回までに81球を投げて奪った三振は3つ、フォアボール1つ、2本のホームランを含むヒット7本を打たれ、7点を失いました。

味方のエラーが絡んだため自責点は「3」で、防御率は3.16となりました。

このあとカブスは3対8で迎えた7回、1アウト一塁の場面で3番の鈴木選手がこの日、2本目となるヒットを打ってチャンスを広げ、一挙4点を奪い返して7対8に詰め寄りました。

そして8回には1アウト二塁三塁のチャンスから鈴木選手がセンターへ犠牲フライを打って8対8の同点に追いつき今永投手の負けはなくなりました。

鈴木選手はこの試合4打数2安打1打点、犠牲フライが1つで打率が2割6分9厘に上がりました。

カブスは鈴木選手の1打で同点に追いついたものの8回ウラにガーディアンズに勝ち越しを許し、試合は8対9で敗れて連勝が「4」で止まりました。

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