第106回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場した長野日大の選手たちが14日、長野市に戻り、学校で開かれた報告会で応援してくれた在校生や保護者らに感謝の思いを伝えた。

 長野日大は73チームで争われた長野大会を制し、15年ぶり2回目の夏の甲子園出場を果たした。初戦となった13日の2回戦で選抜大会8強の青森山田と対戦し、1―9で敗退。2009年以来の甲子園での勝利はつかめなかった。

 玉井洸成主将(3年)は「甲子園は本当に楽しい舞台で、たくさんのお客さんが自分たちのプレーに声援を送ってくれて幸せだった。たくさんの人の支えがあったおかげです」と述べた。

 松橋将之監督は「結果は残念だったが、多くのことを教えてもらった。これから全国の強豪と肩を並べないといけないという責任を感じた。悔しさは甲子園でしか晴らせない。また1、2年生と戻ってリベンジしたい」と話した。(菅沼遼)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。