広島カープが勝つとお伝えしている「ヒーローダービー」。劇的な8月14日「ピースナイター」のヒーローはもちろん、この人でした。

9回ウラ・1アウト 2点差で負けている場面
カープ現役最多タイ 5度目のサヨナラ打

広島カープ 菊池涼介 選手
― 逆転サヨナラ・スリーランホームラン、今の気持ちは?
「感無量です」

― 土壇場9回、ランナー2人を置いて打席に。
「いつもどおり、うまくバットに当たったらいいなと思って入っていました」

― 打球の感触、スタンドインしたときの気持ちは?
「うまく(バットに)のせられたかなっていう感覚が残っていたので、あとはいい風が吹いてくれましたし、入ってよかったです」

― 大歓声の中のダイヤモンド1周は?
「自身、2度目のサヨナラホームランなんですけども、きょうは本当に特別な日(ピースナイター)にこういう形で終われて、本当にうれしいです」

― 「特別な日」という話。ピースナイター2024、恒久平和を願っての試合にどんな思いで臨まれた?
「もう本当にこうやって野球ができる喜びもかみしめながら、劣勢でしたけども、いいところでみんながつないでくれましたし、ぼくの思いだけではなく、みなさんの思いが乗ったんじゃないかなと思います」

  ◇  ◇  ◇

中根夕希 キャスター
菊池選手、ベテランらしい本当にすてきなヒーローインタビューでした。ということで、「ヒーローダービー」。貼らせていただきます。4回目。

ヒーローダービー(広島カープ)

コメンテーター 木村文子 さん(100mハードル元日本代表)
よかったです。きのうは特に「感無量です」ってところから始まっていますし、いつも会場を盛り上げてくれるような、そんな印象が菊池選手にはあるんですけど、一言ひとことに重みがあったのと、その野球人生の中でサヨナラホームランが2回目というところですね。非常に難しいこと成し遂げたんだなっていうふうに感じました。

青山高治 キャスター
そうですね。しかも、きのうは平和を願うピースナイターであの劇的な勝利。そのことをまた菊池選手がヒーローインタビューで触れて、ちゃんとみんなと思いを共有しているという感じ。

中根夕希 キャスター
とてもいい表情もされていましたし、なにかチームの責任をたくさん背負って今、プレーされてるんだなっていうのが感じられました。

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