■MLB ブルワーズ 6ー4 ドジャース(日本時間16日 ウィスコンシン州ミルウォーキー、アメリカンファミリー・フィールド)

ドジャースの大谷翔平(30)は敵地のブルワーズ戦で「1番・DH」で出場。この日は5打数1安打で、本塁打と打点は2戦連続なしに終わり、打率は.295から.294に低下した。

チームはプレーオフ進出に向けて2位のダイヤモンドバックス、パドレスとの差が2.5ゲームと縮まってきた中、1点リードの終盤8回に逆転を許してしまい、痛恨の2連敗(71勝51敗)を喫した。これで両チームとの差は「2」となり、明日17日から敵地でカージナルスとの3連戦を迎える。

この日は左手骨折から復帰したM.ベッツ(31)が休養日。初回の大谷は今季メジャーデビューを果たしたブルワーズ先発の右腕T.マイヤーズと初対戦。第1打席はカウント2-2から真ん中外寄りのカットボールを打ち上げ左飛。3回も先頭で打席に立ったが、初球のカットボールを弾くも一ゴロに倒れた。

3-3の同点で迎えた5回も先頭の大谷は、カウント2-2からライト前へヒットを放ち、この4連戦で本塁打以外のヒットは初。その後、相手バッテリーミスで二塁へ、さらにF.フリーマンの二ゴロ間に三塁へ進んだが、W.スミス(29)が中飛で勝ち越しならず。

ドジャースの先発は今夏の補強でタイガースから移籍してきたJ.フラハティ(28)。移籍後、さっそく2勝を挙げた右腕だが、この日は初回に本塁打を2発浴び3失点。

打線はA.パヘス(23)、G.ラックス(26)のタイムリーなどで序盤に同点に追いつくと、6回には2死一・三塁からK.ヘルナンデス(31)のタイムリーで勝ち越しに成功した。さらに2死一・二塁で大谷の第4打席を迎えたが、2番手E.ペゲーロの初球を振り抜くもセンターライナーで追加点ならず。

7回はドジャース3番手A.ベシア(28)が無死一・二塁のピンチを招くが、後続を3人で凌いだ。だが8回は4番手D.ハドソン(37)が無死満塁と窮地に陥ると、タイムリーと連続の内野ゴロで3失点。4-6と終盤に逆転を許してしまった。2点ビハインドとなったチームは9回、1死でベッツが代打で打席に立つも反撃ならず。最後は2死で大谷がフルカウントから空振り三振に倒れゲームセット。13連戦の7試合目が終わり、ブルワーズとの連戦は2勝2敗の五分で終えた。

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