今月28日に開幕するパリパラリンピックの車いすテニスの女子に日本からは上地選手と大谷桃子選手、田中愛美選手、高室冴綺選手の4人が出場予定で、18日、オンラインで記者会見しました。

このうち4大会連続出場の第一人者、30歳の上地選手は、パラリンピックのシングルスでは、リオデジャネイロ大会で銅メダル東京大会では銀メダルを獲得しています。

上地選手は東京大会からの3年間について「しっかりやるべきことはできたので、あとは思い切って自分のプレーを発揮したい」と話した上で「前回大会で獲得できなかったシングルスでの金メダルを目指して頑張りたい」と意気込みを語りました。

また、2大会連続の出場で、今回、上地選手とダブルスを組む28歳の田中選手は「メダル獲得が現実味を帯びているペアで金メダルを目標にしたい。上地選手とは実力や経験の差が大きく自分が相手に狙われることが多くなると思う。積極的に前に出て攻めて上地選手にボールを誘導していきたい」と話しました。

選手たちは18日夜、フランスへ出発し現地での事前合宿を経て今月30日から始まる競技に臨みます。

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