毎日、順位表とゲーム差が気になる時期―。18日(日)、広島カープは勝ち、巨人は敗れ、ゲーム差を再び1に戻し、首位をキープ。20日からいよいよジャイアンツとの首位攻防3連戦に挑む。週末の激戦からRCC野球解説者の 天谷宗一郎 さんが選んだ “注目のシーン” とは…
石田充 アナウンサー
まずは先週1週間を振り返ります。先週は月・火・水が9連戦の残り3試合でした。
先週の広島カープ(マツダスタジアム ⇒ 神宮球場)
3勝2敗
12日(月)広島 10-3 DeNA ヒーロー 秋山翔吾・坂倉将吾・玉村昇悟
13日(火)広島 0-6 DeNA
14日(水)広島 4X-3 DeNA ヒーロー 菊池涼介
16日(金)ヤクルト - 広島 中止
17日(土)ヤクルト 6-3 広島
18日(日)ヤクルト 2-8 広島 ヒーロー 九里亜蓮
月・火・水のDeNA戦は地元で勝ち越しました。
RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
まずは月曜日、玉村昇悟 投手がしっかりとゲームを1人で投げ切ってくれて、水曜日は 菊池涼介 選手のサヨナラホームランでした。16日に中止があって、大瀬良大地 投手がまさかの大量失点してしまった翌日の 九里亜蓮 投手についてちょっと “しゃ” べらせてもらいたいと思います。
石田充 アナウンサー
このシーンです。18日(日)のヤクルト戦、2回表のチャンスの場面で打席の九里投手です。
天谷宗一郎 さん
そうなんです。投げる方ではなくて…。この日、九里投手、3度も送りバントの機会があったんですけども、3度とも成功させているんです。そのうち2つが得点に結びついているんです。
この日、坂倉将吾 選手のホームラン、小園海斗 選手のホームランと長打がたくさん出たんですけれども、随所にやっぱりカープらしさというのをしっかり出しているんです。下位打線から上位打線のつながりの重要なピースを九里投手が担ったんじゃないかなと思います。
石田充 アナウンサー
6点差ある中でもしっかりと次の点につなげるという送りバント。三塁手に捕らせるバントは難しいと思いますけど…
天谷宗一郎 さん
そうですね。そのあとの 秋山翔吾 選手もプレッシャーがかかったと思うんですけれども、その中でしっかりとタイムリーを打っていく(6回表)。本当にチーム一丸でそつのない野球を見せてもらったなと思います。
石田充 アナウンサー
九里投手、今シーズン、この試合の前まで合計でバント3つだったんです。この日だけで3つ成功させるぐらい、非常にしっかりと9番バッターとしての活躍を見せてくれたと。
天谷宗一郎 さん
若い投手にもすごく見本になる試合だったと思います。
(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビより)
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