サッカー元日本代表・本田圭佑さんが考案した小学生対象の4人制サッカー、4v4(ふぉー・ぶい・ふぉー)の全国大会が8月20日に広島で行われました。

”サッカーの全国大会を全ての子供に”
日本のサッカー界を盛り上げるべく、小学生を対象に開発された新しい競技、4v4。

その中で3つあるランクで最高のゴールドランクの大会が広島広域公園で行われました。

この大会、昨年から開催されているのですがその考案者はワールドカップで日本を二度のベスト16に導いた元日本代表・本田圭佑(ほんだけいすけ)さんです。

本田選手:
「今の子供たちは毎日サッカーをしている子が増えている。それにも関わらず上を目指す大会がないのはもったいないということが(大会の)そもそもの始まりでした。」

4v4は10分1本勝負で交代は自由、ボールを持ってから20秒以内にシュートを打つなど全く新しいルールですが、その最大の特徴はベンチに監督やコーチがいないことです。

選手だけで考えて交代やタイムアウトを判断するなど自ら考えて行動する力をつけることで未来のサッカースターを育成し、日本のサッカー界全体の成長につなげる目的があります。

参加選手:
「サッカースクールではコーチが言ってくれるけど4v4では子供でしか考えられないから難しい。」

閉会式では本田さんから子供たちへアツいメッセージが送られました。

本田選手:
「失敗したということはうまくなるチャンスがそこにあるということ。」
「優勝したチーム以外、全員負けました。でもこの失敗を次につなげてください。チャンスです。何度もあきらめずにチャレンジしてください。」

閉会式後、本田さんは囲み取材で
「社会人になった時にここで自分たちで考えて勝負にこだわったことが少しでもリーダー輩出につながればうれしい。」とその思いを語ってくれました。

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