■MLB ドジャース 6-3 マリナーズ(日本時間21日、ドジャー・スタジアム)
ドジャースの大谷翔平(30)は本拠地のマリナーズ戦に「1番・DH」で出場。この日は5打数2安打で14試合ぶりのマルチ安打をマークし、打率.290から.291に。マルチ安打は6日のフィリーズ戦以来14試合ぶりとなった。
ドジャースは3点ビハインドをひっくり返して3連勝を飾り、メジャー最多の75勝(52敗)を挙げた。先発のW.ビューラー(30)は右臀部の故障から復帰2戦目で、4回を投げ3失点。だが打線は7回に同点に追いつくと、8回に代打・J.ヘイワード(35)が値千金の決勝3ランを放ち、試合をひっくり返した。D.ロバーツ監督(52)は両手でガッツポーズをみせ、終盤の逆転劇に喜びを爆発させた。
大谷は2年連続3度目の40号到達はお預けとなったが、8回のヒットの後に今季38個目の盗塁を決め、史上6人目となる「40本塁打-40盗塁」へまた一歩近づいた。
大谷の第1打席はマリナーズ先発のB.ミラーに対し、カウント2-2から外角低めのスプリットに空振り三振。3点を追う3回の第2打席は1死無走者の場面で、同じくカウント2-2から6球目のスプリットを今度は右中間方向に運び、今季6本目の3ベースヒットで出塁。だが後続がつながらず無得点に。
4回はG.ラックス(26)の10号ソロで1点を返すと、復帰したM.マンシー(33)の2試合連続となる豪快11号で1点差に。その後、2死一塁の場面で打席に立った大谷は、4球目のカットボールに詰まり投ゴロに抑えられた。7回の第4打席は1死二塁で痛烈な当たりも一直に倒れるも、続くM.ベッツ(31)が同点タイムリーを放った。
8回の第5打席はヘイワードの勝ち越し3ランの直後、2死無走者の場面でライトへのヒットを放ち、この日2本目の安打を放った。さらに直後のベッツの打席で4球目に二盗を決め、今季38個目の盗塁をマークした。
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