28日に開幕するパリパラリンピックに日本選手団の選手は、海外の大会ではこれまでで最も多い175人が出場する予定です。

開幕を翌日に控えた27日、パリ市内で記者会見した田口団長はメダルの獲得の目標について「過去最多を目指して選手たちが力を発揮できるように支えていきたい」と述べ、アテネ大会の52個を上回る史上最多の53個以上を目指す方針を改めて示しました。

そのうえで、パリオリンピックの日本選手団の金メダルとメダルの総数が共に海外の大会では過去最多となったことを踏まえ「選手たちが力を発揮すれば、おのずといろいろなものが伝わると思う。オリンピックでは日本の皆さんが盛り上がっていたので、パラリンピックでも続けるようにしたい」と述べました。

一方、アーチェリーの重定知佳選手が同じ競技の選手から名誉を傷つけられたとして訴えられ、賠償を命じられたことを受けて出場を辞退したことについては「残念だが、本人が責任を重く受け止めて辞退したと思っている。反省をして今後も頑張ってもらうことを期待している」と述べました。

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