タイガースの本拠地、デトロイトで行われたこの試合はリリーフの投手でつなぐ「ブルペンデー」で、前田投手は2対0とリードした3回から2人目でマウンドに上がりました。
いきなり連続ヒットでノーアウト一塁二塁のピンチを招きましたが、2番バッターを空振り三振、3番のピッチャーライナーを前田投手が素早い反応でキャッチしてダブルプレーとしました。
チームが3回に1点を追加したあと、4回と5回は変化球中心のピッチングでランナーを出しながらも得点を与えませんでした。
6回はエラーのランナーを一塁に置いて6番のモニアック選手に甘く入った変化球をライトスタンドに運ばれ、ツーランホームランを打たれました。
7回はフォアボールと空振り三振で1アウト一塁としたところで交代を告げられ、マウンドを降りました。
リリーフしたピッチャーが後続を抑え、前田投手は4回と3分の1イニングを投げてヒット4本、フォアボール2つ、三振5つ、2失点の内容でした。
試合はタイガースが3対2で逃げきり6連勝で、前田投手が5月24日以来の勝ち投手になりました。
リリーフ転向後では初勝利で、今シーズンの通算成績を3勝6敗、防御率は6.14としています。
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