ラグビーのリーグワンは30日、新シーズンの日程を発表し、開幕はことし12月21日になりました。

1部に当たるディビジョン1では、12月21日と22日に第1節が行われ、日本代表キャプテンのリーチ マイケル選手が所属する昨シーズンの王者、ブレイブルーパスは、22日に横浜の日産スタジアムでイーグルスと対戦します。

また、レギュラーシーズンで16戦全勝ながらプレーオフトーナメントの決勝で敗れた、昨シーズン2位の埼玉パナソニックワイルドナイツは、21日に東京の味の素スタジアムで、昨シーズン3位の東京サントリーサンゴリアスと対戦します。

ディビジョン1では今シーズンから各チーム交流戦が2試合増え、プレーオフトーナメントに進出するチームもこれまでの上位4チームから6チームに増えます。

また、3部リーグにあたるディビジョン3に新たに3チームが参入することを受けて、ディビジョン2はこれまでの6チームから8チーム、ディビジョン3は5チームから6チームに増えて争われます。

ディビジョン1のプレーオフトーナメント決勝は、来年6月1日に行われる予定です。

昨シーズンの盛り上がり さらに成長させられるか

昨シーズンのリーグワンは、開幕直前まで行われたワールドカップフランス大会の盛り上がりにも引っ張られ、入場者数はおよそ114万人、1試合当たり6603人で、ともに史上最多でした。

特にディビジョン1では、MVP=最優秀選手を受賞したブレイブルーパスのニュージーランド代表、リッチー・モウンガ選手など、ワールドカップで活躍した多くのスター選手が日本でのプレーを選んだこともあって、国立競技場で行われた決勝では史上最多の5万6486人が集まりました。

今シーズンは、この盛り上がりをさらに成長させられるかが課題となります。

リーグの盛り上がりには日本代表の活躍も不可欠で、シーズン開幕前の10月に横浜で対戦するニュージーランド代表や、11月のヨーロッパ遠征で挑むフランス代表、イングランド代表といった強豪を相手に勝利をあげることができれば、リーグワンにとってもこれ以上ないはずみとなります。

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