■MLB ダイヤモンドバックス ー ドジャース(日本時間31日 アリゾナ州フェニックス、チェイス・フィールド)

ドジャースの大谷翔平(30)がメジャー史上初の「43本塁打-43盗塁」を達成。敵地でのダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で出場し、2回に死球で出塁してから今季43個目の盗塁を決めると、8回の第5打席で2試合ぶりの43号ソロ本塁打を放った。

同日に1盗塁&1HRをマークして、98年のA.ロドリゲスを超える「43-43」の快挙をついに成し遂げた。

9-5で迎えた8回は、4番手のP.シーウォルドを相手に、3球目のストレートを振り抜くと、打球は逆方向のレフトスタンドに吸い込まれた。

さらに、ホームラン王争いリーグ単独トップの大谷は、これで2位のライバル・M.オズーナ(33、ブレーブス)との差を「6」に広げ独走態勢に。また、打点は「95」から「96」に伸ばし、自己最高の46本塁打&100打点(ともに2021年)の更新は射程圏に。

29日のオリオールズ戦で42号先頭打者本塁打を放つと、盗塁も2つ決めて、史上2人目となる「42本塁打-42盗塁」を達成した。

前日は3試合ぶりのノーヒットで小休止も心機一転。ダイヤモンドバックスとの首位攻防戦の初戦でいきなり盗塁と43号をマークし、史上初の「43-43」に到達。8月は6月の12本に迫る11本目で、シーズン51.6本ペース。残り27試合で2年連続本塁打王、前人未到の「45-45」「50-50」に向けて期待が高まる。

◆MLB「40-40」以上【本塁打-盗塁】
1988年 J.カンセコ    42 - 40
1996年 B.ボンズ     42 - 40
1998年 A.ロドリゲス   42 - 46
2006年 A.ソリアーノ   46 - 41
2023年 R.アクーニャJr.  41 - 73
2024年 大谷翔平     43 - 43(残り27試合)

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