先頭打者からの3者連続ホームランは球団史上初

ドジャースは1回、1番の大谷選手が甘く入ったカーブを捉えてセンター後方に先頭打者ホームランを打つと、2番のベッツ選手、さらに3番のフリーマン選手も続き、プレーボールから3者連続ホームランとしました。

球団によりますと、ドジャースでの3者連続ホームランはおととし4月13日のツインズ戦で現在はカブスに所属しているベリンジャー選手とラックス選手、バーンズ選手が記録して以来2年ぶりだということです。

また、アメリカのデータ分析会社によりますと先頭打者からの3者連続ホームランは球団史上初めてだということです。

大谷選手、ベッツ選手、フリーマン選手の3人はいずれもシーズンMVP=最優秀選手の受賞経験があり、開幕当初から「MVPトリオ」として大リーグ屈指の上位打線と言われていました。

6月にベッツ選手が左手首の骨折で離脱して以降は、3人がそろわない期間が続いていましたが、今月中旬にベッツ選手が復帰したほか、フリーマン選手は右手中指の骨折を抱えながらも前日に4試合ぶりに先発出場していて、この試合で持ち味の長打力を改めて示しました。

キャッチャーを座らせて投球練習 去年9月の手術後初めて

大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手は31日、去年、9月に右ひじの手術を受けてから初めてブルペンでキャッチャーを座らせて投球練習を行いました。

10球を投げてストレートの最速は148キロをマークし、来シーズンのピッチャー復帰に向けて順調な回復ぶりを示しました。

大谷選手は去年9月に自身2回目となる右ひじのじん帯を修復する手術を受け、今シーズンは指名打者として試合に出場しながらピッチャーとしてのリハビリを続けています。

31日はアリゾナ州フェニックスでのダイヤモンドバックス戦の前に3日ぶりにブルペンでの投球練習を行いました。

ブルペンでの練習は今回が3回目で、これまでの2回はキャッチャーは立った状態でしたがこの日は初めてキャッチャーを座らせてセットポジションからストレートを10球投げました。

大谷選手は時折、タブレットの画面を確認しながらトレーナーと笑顔で会話する様子もあり、球団によりますと最速は148キロを計測したということです。

相手の本拠地にもかかわらずブルペンのまわりには両チームのファンが大勢集まって大谷選手の練習を見つめ、練習が終わるとファンからは大きな歓声が送られていました。

大谷選手は今後、シーズン中にバッターと対戦する実戦形式の投球練習も行う見通しで、来シーズンの開幕を目指すピッチャー復帰に向けて順調に歩みを進めています。

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