6歳の時に視力と視野が徐々に低下する進行性の病気を発症した澤田選手は、残っている視野はわずかで、跳躍のときは、アシスタントの合図でスタートします。

ところが、陸上の会場となっている、スタット・ド・フランスは、これまでに56万枚あまりのチケットが売れるなど連日、スタジアムを埋め尽くすほどの観客が訪れ、大歓声で合図が聞こえなかったということです。

澤田選手が出場した走り幅跳びでも、選手が跳躍するたびに大歓声と大きな拍手が起こっていました。

澤田選手は「合図が聞こえなかったことで私自身が動揺してしまって動きがかたくなってしまった。不安な感情のまま跳躍をしてしまい、動きが崩れてしまった。そこから立て直せなかったことが一番の課題だと思った」と振り返りました。

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