■米男子ゴルフ ツアー選手権最終日(日本時間2日、米ジョージア州イースト・レイクGC、7490ヤード、パー71)

米男子ゴルフの今季最終戦「ツアー選手権」の最終日、腰痛を抱えて強行出場した松山英樹(32・レクサス)は7バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの「67」で回り、通算16アンダーの9位タイでフィニッシュした。

年間ポイントランク(フェデックスカップポイントランキング)で上位30人の“トッププロ”しか出場できないツアー選手権に、松山は今年で10回目の出場。今大会の優勝者は年間王者となり、優勝賞金2500万ドル(約36億5000万円)を手にする。

首位と14打差の9位でスタートした松山、4番・465ヤードのパー4でセカンドショットをピンそばにつけて、この日、初バーディを奪うと、7番・495ヤードのパー4でもセカンドショットの距離感がしっかりと合ってバーディ。前半は3バーディ、ノーボギーでトータル15アンダーで折り返した。

10番でもバーディを奪った松山だったが11番・225ヤードのパー3、バンカーからの3打目でナイスリカバリーを見せたが、ボギーパットがカップに蹴られて痛恨のダブルボギー。それでも12番から3連続バーディで巻き返した。

15番・215ヤードのパー3ではピン手前につけるワンオンに成功、しかし、バーディパットを外すと、返しのパーパットも決まらず、まさかの3パットでボギー。最終日、松山は7バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの「67」、トータル16アンダーでホールアウトした。

優勝はパリ五輪の金メダリスト、世界ランク1位のS.シェフラー(28、アメリカ)がハンディキャップも生かして通算30アンダーまで伸ばし、初の年間王者に輝き、優勝賞金2500万ドル(約36億5000万円)を獲得した。

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